お仏壇の御本尊

住職のおはなし

皆さまのご自宅にあるお仏壇には大切なご家族様のお位牌がお祀りされていると思いますが日蓮宗の御本尊は掲げられておりますでしょうか?御本尊とは礼拝の要となるとても大切なものです。

人は命をお返ししたとき、49日間という長い時間をかけて向こうの世界へ旅立ちます。向こうの世界へ行かれた魂と、こちらの世界を繋ぐ役割となるのが「お位牌」です。

身近な例で申しますと、あの世とこの世を繋ぐ携帯電話のようなものですね。

ですがこの携帯電話も電源をオンにしても(魂入れをしても)周りに電波が飛んでいないと通話をすることができません。

この電波を発信する基地局の役目を担うのが御本尊です。基地局にはNTTドコモやau、ソフトバンクといった会社があるように、仏教にも日蓮宗だけでなく浄土宗や真言宗といった宗派があります。

日蓮宗の御本尊(基地局)を祀り、日蓮宗の戒名がついたお位牌(携帯電話)を祀ることによって向こうの世界との交信が可能となります。

私たちは向こう世界からの力の働きが無ければ幸せな社会生活を営むことができません。なぜなら「赤ちゃんの泣き声を聞くだけで、お母さんのおっぱいが張る力」、「お父さんが前向きになるだけで、子供の病が早く治る力」これらの力の働きは、全て向こう世界から発信されているエネルギーによるものですから。お仏壇は家の中の小さなお寺、家庭内の天地のバランスを整えるお役目があるのです。

日蓮宗の御本尊は「南無妙法蓮華経」と書かれた文字曼荼羅が大きな特徴です。一妙寺では臨滅度時の御本尊(写真参照)を皆さまにお授けしておりますので、ご希望の方はお申し出くださいませ。

 

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