自行利他のお話

住職のおはなし

一妙寺は今月も皆さまに囲まれ、活動、財産ともに充実しております。七月はお施餓鬼の月です。お施餓鬼の心はボランティアの心です。今一度、ここで初心に立ち戻り仏教の根幹である「自行利他(じぎょうりた・自分も他人も幸せになる)」を広く実践してまいりましょう。これは人の役に立つことこそが最大の幸せという教えです。

 お彼岸やお盆はご先祖さまの供養が中心ですが、お施餓鬼は自分の先祖だけでなく有縁無縁全て(例えば魚釣りがお好きな方は魚供養、殺虫剤をつくる会社は虫供養など)に供養を施す優しさあふれる行事です。

 そして皆さまのお施餓鬼法要のお布施で能登半島地震被災者の支援をしたいと考えております。多くの方にご参加いただき、みなさまで利他の功徳を積み重ねていきましょう。

一妙寺住職 赤澤貞槙 拝

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