活動の柱

住職のおはなし

一妙寺では設立当初より「お経と法話の会」という小さな法会を開催しております。

これはお寺をより身近に感じていただきたいという私の思いから始めたことなのですが、今では住職が不在でも参加者の方だけで開催できるほど一妙寺にとってお馴染みのイベントとなりました。(実際に過去に一度、住職不在で行ったことがあります)

小さな法話会は参加者によってお水をいただき、暖かい日差しを浴び、すくすくと成長いたしました。育った果実からは新しい種子が生まれます。100回目を迎えた2019年にはお経と法話の会参加者の方を中心とする「一妙寺護持会」が設立され、一妙寺の活動はもとより、本山への参拝旅行や永代供養墓の管理が一層安定したものとなりました。

長く活動を続けると思わぬ副産物が生まれます。参加者のみなさまの間にはいつの間にかコミュニティが生まれ、今では「住職の説法をきくよりも、皆さんにお会いできるのが嬉しい」という方がほとんどではないかと思うくらい、みなさまは一妙寺に参拝することを楽しみにしてくださいます。

これは副産物ではなく、これが本当の仏道なのでしょうね。 今年はコロナ禍のために初めてお休みを頂きましたが、対策を講じながら、一妙寺の行事の大黒柱として今月から再開していきたいと思っております。定員制ではございますがみなさまのご参加をお待ちしております。

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