納骨のお話

お供え物の定番といえば御菓子や果物などですが、手作りホットケーキなどのお供えをお見受けすると「故人様がお好きだったのかな」と思い、なんだか御葬家様のお心に触れたような気がしてとても感慨深いものを感じます。


私たちは仏事に形から入る傾向があります、49日までに納骨しなければならない、お仏壇にあれとこれを完璧に祀らなければならない・・・など。


ですが形がないのが宗教の良い所です、あなたの宗教と私の宗教は異なります。信仰は十人十色なので、時には形式にとらわれない自由な在り方もよろしいのではないでしょうか。


お母さまが大切にされていたWedgwoodのキレイな食器に灰を入れ、お線香立てとして使われる─とても素敵だと思います。既製品が悪いというのでなく、故人様の愛用品をお線香立てとして供養の為に別の形でお使いする、お線香立てにはお母さまへ捧げるお子さまの気持ちが宿り、宗教的な感動に包まれます。


そういう意味ではお坊さんにバレンタインのチョコを渡すこともOKです。
縁がないと分かっていても毎年淡い期待を抱きます。そして毎年、奇跡は起こらないと実感させられます。


というのは冗談ですが、お仏壇に手を合わせたときのご自分の内面から湧き出る感じ、ここだったらお母さまが安らかに眠れるであろうという直観を大切になさってください。


49日までに納骨しなければ成仏できないということは絶対にありません。お墓のことは墓地(ぼち)だけに、ぼちぼち考えるのが良いのです。

2015年02月15日