綿帽子の御奉納

「冷たい」という言葉は「爪が痛い」からきているそうだ。爪が痛いときけば指の先から寒さが伝わる。寒い冬は毎年火事やインフルエンザ、のどの痛みなど災いをもたらす。

「寒と乾の取り合わせは、お聖人様の切り付けられた刃の傷が痛むでしょう」

寒い季節になると日蓮宗のお寺や信徒の仏間にある日蓮像に綿帽子をかぶせます。

その昔、小松原法難で額に裂傷を負った日蓮大聖人、洞穴に避難していると、通りがかりの老婆が真棉を差し出しました。大聖人が傷にあてると真棉が真っ赤に染まったそうな。

寒さで傷口がうずくであろうという配慮から、立川市在住、濱中斉様ご夫妻より一妙寺のお祖師様へも綿帽子の御奉納を賜りました。濱中様の御奉徳へ信徒一同厚く御礼申し上げます。

2014年02月01日