一妙寺の上棟式

家内は「クックパッド」というサイトをよく開いている。料理の検索、投稿サイトである。レシピの紹介、数年前は材料の設定が6人分だったらしい。それが4人前となり現在では2人前が多いようである。それだけ少人数の家庭が増えたと安易に想像できる。

独居の高齢者や未婚者が増え、家族構成が変化している。そしてお寺の形態もこれに連動する。従来の檀家制度に頼らないお寺が誕生したのである。

一妙寺は「小さなお寺」をキャッチフレーズに始動、仏具も檀家もなくスタートラインの白さに気後れしたこともあったが、「リビングのお寺なんてかわいい」「賃貸でもいいじゃないですか、学習塾みたいで」という信徒さん一言を皮切りに、あたらしいカタチのお寺はその歩みを進めた。

歴史のない賃貸物件の一室が日蓮宗寺院として承認をうけることができ、そして今日、新しい本堂の上棟を迎えることができた。

「本堂は慎ましやかでも集まる方々、どんな立派なお寺にも負けない心意気を持っていると思っております。一妙寺の輝かしい未来を祈っております。」

信徒さん方からの嬉しいお気持ちを背中に感じながら、大きな声でお題目をあげさせていただいた。

2013年10月01日