第2回身延山輪番法要のお話

身延山の高い峰は深い霧に包まれ、崇高な世界へ我々を誘う。
 
本年1月に身延山へ訪れたときは、五体を締めつけるような寒さだったが、樹林を覆っていた雪は溶け、辺りは深緑となり参詣者を包み込む。  
 
7月1日、総勢30名の参加者と「第2回身延山輪番参拝」を奉修致しました。

日蓮大聖人の御遺骨を拝し、参加者の皆さまはどんな思いでこの日を送られたでしょうか。 
未知に躍る往路、思い出に浸る復路、しばし日常を離れる旅は、心をほぐします。感動の余韻を育寺日誌の紙面に綴っていただきました。

寄稿をみなさまの声にも掲載しましたので、どうぞ御一読ください。

「ゆるぐ木草も流れる水の音までも、この山には妙法の5字を唱えずということはなし」

日蓮大聖人のお書きになった「身延山御書」の一文です。人間のように意識をもたない木や草ですが、無情の山川草木が妙法という真理を説いています。もちろん山川草木が真理を説くわけがありません、人間の心が共鳴し、共に在るというお題目になるのです。

2012年07月15日