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日蓮宗初の「国内開教師」に任命された赤澤貞槙師が、本堂建立を計画している。平成22年に東京都国立市に布教所を設置してから3年、少しずつ信徒も増え結社に昇格。このほど同じ国立市内で現在地から3キロほど離れた場所に土地を購入し、5月26日に地鎮式を行った。7月に着工する。  

 

国立布教所はJR国立駅から1キロほどの所に立つ民家。その一室に本尊を安置し、段ボールに風呂敷を掛けた祭壇でスタートした。赤澤師の友人が知人を紹介するなどして、布教所を訪れる人は口コミを中心に広がっていった。また、以前に赤澤師の法話を聞いて感動した人が、布教所を開いたことを耳にして通っているという例もある。  

 

購入した土地は60坪ほどで1階が本堂、2,3階は庫裡の寺院を建てる。設計は岡田哲史・千葉大准教授。日本建築学会賞やイタリア建築家協会国際建築賞などを受賞している。  地域に根付いたお寺にしようと、国立市内に住む建築士を探し、岡田氏に依頼した。突然の申し出だったにもかかわらず「誰もが気軽に仏法に触れられる場所に」との赤澤師の布教伝道の思いを聞いて「新しい寺院の建築が、建築界への恩返しになれば」と快諾した。  

 

赤澤師は「これまでにないお寺に」と畳と瓦を使わない設計を要望。現代的な外観の設計図が出来上がった。高齢化の時代に合わせ、本堂内は椅子席で床暖房を備える。平成26年1月の完成を目指している。

 

【記事紹介】中外日報2013年6月号掲載



2013年06月01日